発表演題登録

演題応募期間

2013年5月20日(月)〜6月28日(金) 7月31日(水)正午まで


演題応募方法

※演題募集を締め切りました。たくさんのご応募、ありがとうざいました。


演題募集テーマおよび趣旨

主題

I 中長期経過からみた縮小手術の功罪

近年、胃癌術後のQOL向上を目指して多種多様な縮小手術や低侵襲機能温存手術が施行されてきた。しかし、各術式の有用性については未だ十分に検証されていないのが現状である。縮小手術により癌治療の根治性は担保されるのか、機能温存手術はQOL維持に貢献しているのか、長期経過の結果不都合な事態が起きていないのか、幽門保存胃切除、噴門側胃切除や迷走神経温存などについて、中長期経過からみた利点のみならず欠点についても議論していただきたい。

II 超高齢者胃癌に対する外科治療の実態

高齢者社会の到来により、高齢者の消化器外科手術も増加している。高齢者は主要臓器機能の予備能が低下し、基礎疾患を併存することが多い。そのため若年者と比較し術後合併症の頻度が高く、他病死が多く、外科治療上の諸問題が存在する。超高齢者胃癌に対して、リスク評価による手術適応や患者の精神的・身体的背景を踏まえて選択した術式(切除範囲、郭清度、再建法)および化学療法などについて各施設の成績に基づいた治療戦略を論じ、明日からの診療に役だてていただきたい。

要望演題

I 上部早期胃癌に対する切除再建術式の選択

胃上部の早期癌に対し、根治性および逆流性食道炎の防止をはじめとする術後QOL向上のために、各施設で工夫・選択している術式、リンパ節郭清範囲、再建法などを提示するとともに、機能評価についても議論していただきたい。

II 幽切後再建術式の比較検討

現在、幽門側胃切除後の再建方法はBillroth I法とRoux-en-Y法(結腸前経路または結腸後経路)が主流である。Billroth I法とRoux-en-Y法の術後合併症や長期成績について比較検討するとともに、結腸前経路と結腸後経路についても議論していただきたい。また、Billroth II法を選択することはないのか、あるとすればどういう症例に適応としているのか。また、上記以外の再建法を紹介していただくとともに、従来の再建術式との違いを比較検討し、その是非を述べていただきたい。

III 食道胃接合部癌に対する診断と治療戦略

食道胃接合部癌は増加する傾向にある。最新の胃癌・食道癌取扱い規約において本邦の食道胃接合部癌の定義が統一され、食道胃接合部の癌を独立して扱うことになった。しかし、解剖学的な特殊性もあり詳細な病態は未だ十分に解明されておらず、標準治療は確立されていないのが現状である。アプローチ法、切除・再建術式、至適リンパ節郭清範囲、術式別治療成績など臨床病理学的検討から得られた知見を報告し、進行度に応じた食道胃接合部癌の治療戦略について議論していただきたい。

IV 腹腔鏡下胃切除術におけるリンパ節郭清と再建手技

腹腔鏡下胃切除術における安全で確実なリンパ節郭清の工夫とポイントを述べていただきたい。また、いくつかの再建方法があるが、有用性については一定の見解が得られておらず、標準化に向けての前向きな議論していただきたい。

V 腹腔鏡下胃全摘術における再建法と中長期成績

腹腔鏡下胃全摘術は再建時の視野展開や吻合手技が難しく再建法は様々であり、未だ標準化されているとは言い難い。術中、術後の合併症も多く報告されており、安全性に問題がみられる。腹腔鏡下胃全摘術後の再建法の工夫や注意事項および中長期成績について討論していただきたい。

VI 胃切除後の評価法について

患者にとって胃切除術に起因する症状(胃術後障害)は日常生活への影響も大きく、QOLの低下にもつながる.近年、胃癌患者のQOL評価のために種々の検査法・評価法を用いた調査がおこなわれるようになった。術後の機能的・器質的障害を客観的かつ科学的に評価し、適切な治療につなげることが今後の医療の重要なテーマとなっている。現在、各施設で取り組んでいる有用な術後評価法を報告していただき、胃癌術後評価の確立と普及のために討論していただきたい。

一般演題

口演
ビデオ

Medical Staff演題

「食事指導」「栄養管理」「チーム医療」「NST」「クリニカルパス」「ERAS」「周術期管理」「社会(職場)復帰支援」「メンタルサポート」「症例報告」「地域連携」など、ご自由に選択してください。

口演
ポスター


登録に際しての注意点

登録文字数

発表演題登録フォームから必要事項(演者情報、所属、タイトル、キーワード等)を入力してください。抄録本文のみ Microsoft Word で作成してください。

演題名全角90文字
抄録全角880文字(Microsoft Word で作成してください)

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採否通知について

演題の採否、発表形式は、当番世話人にご一任下さい。
また、本HP上の採択結果ページにも会場、時間等の詳細を提示いたします。
今後、上記内容に対しまして変更等が発生した場合は、ホームページでご案内いたします。
定期的にホームページの更新内容にご注意をお願いいたします。


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